シュールすぎるぜ…〜『くいしんぼうのあおむしくん』
2007.11.25 Sunday
先日、子どもが幼稚園で借りてきた絵本。
『くいしんぼうのあおむしくん』(こどものとも傑作集)がすごく衝撃的だったので、取上げてみたい。
お話は、まさお君が帽子に付いていた“何でも食べる”あおむしくんと出逢うところから始まります。このあおむしくん、最初は“ゴミ”を食べていたのだけれど、おなかが空いて空いて、いろんなものを次から次へと食べて、どんどん大きくなっていきます。しかも、その食欲はとどまるところを知らず、ついには家や船、町までをも飲みこんで、最終的には……っと、これ以上はネタバレになりそうなので、書きませんが、なかなかシュールな内容でして、読後感をどこに帰着させたらよいのか、子どもも私も少し戸惑ってしまいました(苦笑)。
まぁ、結果的にはハッピーエンド(?)になるんだけれど、あまりにも深すぎる世界に、なんだか“禅問答”されてるみたいな感覚になっちゃいました。
もちろん、そんなことを感じているのはもしかしたら、大人だけかもしれません。子どもはもっとストレートに、そのまんまの世界観を楽しんでいるかもしれないけれど、この作者の頭の中を思わず“のぞいてみた〜い!!”と思ったのは事実です(笑)。
ある意味、タバコがどうしてもやめられないひととか、お酒がどうしてもやめられない人とか、薬物依存症の人とか(それはいい過ぎか?(^_^;))、そういう“ホントはやめたいけど、やめられない。それでとっても苦しんでいる”ような人たちにも救いの絵本になったりして…。
ご存知ない方は是非、一度!
『くいしんぼうのあおむしくん』(こどものとも傑作集)がすごく衝撃的だったので、取上げてみたい。
お話は、まさお君が帽子に付いていた“何でも食べる”あおむしくんと出逢うところから始まります。このあおむしくん、最初は“ゴミ”を食べていたのだけれど、おなかが空いて空いて、いろんなものを次から次へと食べて、どんどん大きくなっていきます。しかも、その食欲はとどまるところを知らず、ついには家や船、町までをも飲みこんで、最終的には……っと、これ以上はネタバレになりそうなので、書きませんが、なかなかシュールな内容でして、読後感をどこに帰着させたらよいのか、子どもも私も少し戸惑ってしまいました(苦笑)。
まぁ、結果的にはハッピーエンド(?)になるんだけれど、あまりにも深すぎる世界に、なんだか“禅問答”されてるみたいな感覚になっちゃいました。
もちろん、そんなことを感じているのはもしかしたら、大人だけかもしれません。子どもはもっとストレートに、そのまんまの世界観を楽しんでいるかもしれないけれど、この作者の頭の中を思わず“のぞいてみた〜い!!”と思ったのは事実です(笑)。
ある意味、タバコがどうしてもやめられないひととか、お酒がどうしてもやめられない人とか、薬物依存症の人とか(それはいい過ぎか?(^_^;))、そういう“ホントはやめたいけど、やめられない。それでとっても苦しんでいる”ような人たちにも救いの絵本になったりして…。
ご存知ない方は是非、一度!